top of page
検索

テレビショッピングの裏側

  • 執筆者の写真: MICHIYO MIYACHI
    MICHIYO MIYACHI
  • 2023年10月18日
  • 読了時間: 2分

テレビディレクター時代は、テレビショッピングの仕事もしました。


商品がキレイに映るように、

指紋対策のために手袋をはめたり、

ホコリが立たないように空気中に霧吹きで水をまいたり、

結構やること多いんですよ、テレビショッピングって。 そんな裏方だったわたしが、 クライアントの商品の魅力を伝えるために出演する側になるなんて! 最初はテレビショッピングの大手、QVCでした。 30分の持ち時間、 台本は無く、大きな流れだけがある世界。 一発勝負の生放送です。 お相手のナビゲーターによっても、全く流れが変わるんです。 同じ商品をお伝えしているのに、 全然違う展開になっていくのが、いやぁこれぞ生放送! 「わたし商品使っていますから、宮地さん説明しておいて」とふられたこともあったり。 なかなか大変でしたね、この時は。



そしてQVCといえば、どのくらい売れているかがリアルに分かる、 ものすごい緊張感のある世界。 視聴者として見ているときには、 一種のエンタメだったり、 実際買えるか買えないかのバロメーターになる売上の情報ですが、 出演側になると、 自分の一言二言が大きく影響するんですからドキドキです。 予算を達成できたときも、出来なかったときもありの一喜一憂。 言えない、使えない表現も多く、 そのなかでいかに伝えるか、 自分の表現力の真価が問われたと言っても過言ではありません。 民放のテレビショッピングよりも表現に関しては遥かに厳しい! 本当にこれが一番大変でした。 番組が終わったあとの脱力感、そしてお疲れ様で飲むビールは本当に最高。 これは演出側でも、出演側でも同じです。 ※写真はQVCでの生放送の1シーン。

ree




コメント


bottom of page